振袖の保存の仕方☆
振袖・呉服
振袖の管理は少しでも怠ると、せっかくのきらびやかさがくすんでしまう…。
くすむだけに留まらず、なんだかカビ臭い・・・><
そんなの悲しすぎますよね。
そうならないためにも、振袖のケアについてきちんと知っておきましょ!
ここでは振袖の保存の仕方、注意点や用語、振袖を脱いだときのケアについて書いていきます。
これらの情報を参考にしながら、着物のケアを♪
そして、新成人の想い出を美しいまま後世に受け継ぐことができるようにしておきましょ!
振袖の保存の仕方
振袖、つまり着物の保存で気を遣わなければならないのは“湿気”。
着物はジメジメさせておくとしっけてしまい、カビが生えてしまいます。
そのため一番良い保存道具は、代わりに湿気を吸収してくれる『桐たんす・和たんす』になってくるでしょう。
しかし、最近はたんすを持たない人も多い。。。
どうしてもたんすが無い場合は、衣装ケースやプラスティックケースに入れることになりますが、その際はこまめに取り出して、虫干しを行ないましょう!
※数ヶ月に一度が目安。
また『タトウ紙(吸湿性に優れた和紙)』や『防湿剤』を入れることも大事☆
虫食い対策として『防虫剤』もあるといいでしょう。
もし管理を怠った場合、振袖には“カビ”“シミ”“変色”“虫食い穴”といった被害が><
高価な振袖を久しぶりに出したら、すんごいことにっ(°_°)!
なんて想像したくもないですよね。
振袖を脱いだときのケア
きちっと保存すれば振袖はカンペキな状態!
とは言い切れない…。
振袖の保存は脱いだときから始まっています!
まず、振袖は脱いですぐ収納してはダメ、ゼッタイ!(笑)
汚れやシミのチェックをして下さい。
シミはこびりついたら落ちにくくなるから、被害を最小限に食い止めるため早期発見で対応を!
そして、風を通して下さいね。
人が着た振袖は湿気まみれ><
湿気を取ってから収納しないと、カビまみれに…。
専用のハンガーを使って、袖までバサーっと広げて風を通しましょう。
※だいたい半日~1日くらいが目安。
そこまでやったらあとは、振袖をいたわるように撫でる&タオルやブラシを使って優しくホコリを落としましょう。
洋服を着たあとにここまですることはほとんど無いかと思いますが、和服は一着一着が高価なもの。
振袖に至っては晴れ姿を飾る勝負衣装☆
自分だけが使うと思わずに、まごのまごの代まで継承するぐらいの気持ちを持ってケアを行ないましょ。
振袖の保存は慣れるまで大変。
手間も掛かるけど、振袖が必要なときの費用を抑えることに繋がります♪
「振袖を着るのは人生に一回きりだし別にいっか!」
なんて思ってると、振袖とお母さんが悲しみます( ; ; )
振袖の管理・ケアをしっかりしておきましょう♪