どう違うの?着物に使用されるメイン素材4種を特集♪
振袖・呉服
(出典)
着物って、洋服と同じでいろいろな素材で作られています!
素材次第で高い安いが変動します。
ここでは、代表的な素材を調べてみました♪
■正絹(ショウケン)
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正絹とは、繭(シルク)から紡いだ糸100%で作られた布のこと。
正絹の特徴は着心地がよく、保湿性や通気性が高く、夏は涼しく冬は暖かい*
静電気も起きにくく、裾がまとわりつきにくい点も◎!
デメリットとしては、値段が高く自宅では洗うことができないこと。
また、雨に濡れるとシミになりやすかったり、保管に関しても手入れをしないと虫食いや変色も><
”着物=値段が高く管理が大変”というのは、正絹のことを指しています。
絹以外の糸も使われている場合は、絹製品と呼ばれているんだとか!
■木綿(モメン)
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普段着の着物として、最も着用している方が多い生地。
通気性、吸湿性に優れていて、肌触りも良いです!
丈夫で耐久性があって洗濯もOK!
デメリットとしては、縮みやすくシワになりやすく、
太陽光にあたり過ぎると変色してしまいます。
■麻
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麻の着物の特徴は、吸湿性、放水性が優れていて、夏の着物として着られています。
麻も手洗いOKなのも嬉しい!
でも、保温性が低いので夏以外に麻の着物だけでは寒いかもしれません。
■ウール
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ウールの良さは、吸湿性、保温性が高くて暖かいので冬に着られることが多いです。
汚れにも強いので雨に濡れてもシミになりにくいなど、メンテナンス性に優れています◎!
デメリットは、耐久性が低く虫に弱い所です><
基本は冬用だけど、「サマーウール」と呼ばれるものもあって、多少の汗がついても洗いやすく涼しく着られます☆
最近では、ウールの着物を取り扱っている店が少ないんだそうです…。
■ポリエステル
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ポリエステルは石油から作られる素材で、よくTシャツなどに使われています。
この素材の一番の特徴は、「自宅で洗える」ところです。
強度があって型崩れしにくく、カビにくいので着物初心者にオススメ!
ですが、静電気を帯びやすいので、裾がまとわりつきやすいのがデメリット><
ここまで、着物の素材について紹介してきたけど、シーンによって合う素材を選ぶことで快適さが変わります。
着物を見に行く際も、素材を気にしながら見ると変わった見方ができて楽しめます♪