振袖の畳み方、保管って難しい?どうやってしまえばいいの?
振袖・呉服
振袖はとっても高価な着物です。
しっかりと保管しておかないと、カビやシワがきたり、型崩れの原因となり、今後着ることが難しくなってしまうかもしれません・・・。
しっかりお手入れして、キレイに保管しておきたいですよね!
それでは、保管と畳み方について紹介していきます。
- 湿気は敵!!!まずは干す!
- シミや汚れがあるかチェック!
- 振袖の畳み方
- 保管について
1、湿気は敵!!!まずは干す!
自宅に帰り、振袖をすべて脱いだらすぐに畳む!
これは避けましょう・・・!
直射日光は避けて一晩干しをして、しっかりと湿気を取ること!
湿ったまま畳んで保管すると、カビや虫が発生してしまいます。ですので、脱いだらすぐに室内で一晩は干しておきましょう!
(着物用のハンガーもあります。参考に!)
2、シミや汚れがあるかチェック!
もし目立つ汚れ・シミがある場合には、早めにクリーニングに出しましょう!
(着物のクリーニングは、だいたい5000円〜1万円程度かと思います。)
汚れやシミは、時間が経つと落ちにくくなるので、早めにクリーニングに出しておきましょう。
※普段着のクリーニングに比べて、着物は少し時間がかかる傾向があります
3、振袖の畳み方
(1)振袖を畳みの上、もしくは布などを敷いた床に振袖を伸ばした状態で広げる。
この時、自分に向かって「襟を左手側」におきます。
(2)自分から見て手前の前身頃を、縫い目に沿って内側に折り、折った前身頃のおくみ線と衿をおくみ線で手前に折り返し、衿を内側に折る。
(3)左右の衿を合わせ、左右のおくみを合わせ、重ねます。
(4)左右の振袖同士を重ねます。(手前に折って重ねる)
(5)袖を後ろに折り返します。
(6)もう片方の振袖は、全体を持ち上げて一番下に折り込みます。
(6)二つ折りにして完成です。
4、保管について
キレイに畳んだ振袖は、「たとう紙」に入れましょう。
たとう紙とは・・・?
引用元:https://withplace.info/archives/6989
着物や帯を保管するために包む紙のこと。
着物を湿気・カビ・シワ予防、ホコリから守ってくれます。
振袖をキレイに畳んだ後は、たとう紙に入れましょう。
その後、桐タンスにしまうのが理想です。
引用元:https://antique-log.com/modern-tansu-16015
どのご家庭にも桐タンスがあるわけではないと思うので、桐タンスがないご家庭はプラスチックの衣装ケースなどで保管しましょう。
引用元:https://tcss.vivahome.com/product/app/page/feature_storage/
振袖は、祖母から母、母から娘、娘から孫と、代々引き継がれていくものです。
しっかりと保管できていれば長い間着ることができます。
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